【エギング修行ノート】釣果アップのヒントは月にあった?旧暦と潮のキホンを調べてみた

エギング考察・知識

こんにちは!エギング修行中の僕です。

皆さん、こんな経験ありませんか?「隣のベテランさんはキロアップを上げてるのに、自分には全然…」「昨日釣れたポイントで、今日は全くアタリがない…」

僕もずっと、自分の腕やエギのカラーのせいだと思っていました。でも、うまい人たちの会話を盗み聞きしていると(笑)、「今日の潮は…」「月が…」なんていう謎のキーワードが。これは何かあるに違いない!と思い、本気で調べてみることにしました。

すると、昔の暦である「旧暦」が、まるでアオリイカの行動を予測するための秘密の暗号だってことが分かってきたんです。今回は、僕が調べた内容を「修行ノート」として、皆さんと共有したいと思います!

まず一歩:エギングで、なぜ「潮」がそんなに大切なの?

まず基本の「き」ですが、エギングにおいて「潮が動く」ことはめちゃくちゃ重要だと言われています。理由はシンプルみたいです。

  • 潮が動く → ベイト(小魚)が動く → アオリイカの捕食スイッチが入る!

そして、この潮の動きを支配しているのが「月」の引力。その月のカレンダーが「旧暦(きゅうれき)」というわけです。つまり、旧暦を理解することが、イカの「やる気スイッチ」を予測する第一歩なんですね。

旧暦解読!僕の「潮の大きさ」予測シート

旧暦の日付が分かれば、その日の潮の大きさ(潮がどれくらい大きく動くか)が予測できることが分かりました。これをエギンガー目線でまとめてみました。

旧暦の日付月齢潮の状態エギンガー的メモ
1日頃新月大潮活性MAX! デカイカもシャローに差してくる可能性大。絶対に行きたい日!
4日頃四日月中潮大潮のパワーが残っている。まだまだチャンス!
8日頃上弦小潮潮が緩やか。イカの活性も下がり気味?回遊待ちより、根や藻場に潜むイカをじっくり探る日に。
11日頃十三夜月中潮次の大潮に向け、潮が動き始める。期待度が上がる。
15日頃満月大潮活性MAX! 新月と並ぶ最高のXデー。気合を入れて臨むべし!
19日頃寝待月中潮大潮後の高活性が続く。週末が重なったらラッキー!
23日頃下弦小潮再びまったりモード。でも、こういう日に良型がポツリと出ることも…?
26日頃有明月中潮次の大潮パワーを溜め込んでいる時期。

最大の疑問!アオリイカの「時合い」っていつなの?

大潮が良いのは分かったけど、問題は「何時に釣れるの?」ってことですよね。これも旧暦の日付から予測できるみたいです。

旧暦の日付 (月齢)潮の状態満潮 の時刻(目安)干潮 の時刻(目安)
1日 (新月) & 15日 (満月) 頃大潮正午頃深夜0時頃朝6時頃夕方6時頃
8日 (上弦) & 23日 (下弦) 頃小潮夕方6時頃朝6時頃正午頃深夜0時頃

【エギング的深掘りポイント】
重要なのは、満潮・干潮のピッタリの時間(潮止まり)よりも、そこに向かって「潮が活発に動いている時間帯」みたいです。例えば、干潮が朝6時、満潮が昼12時の大潮なら、潮がぐんぐん上げ始める朝7時〜11時頃が、イカの捕食スイッチが入りやすいゴールデンタイムと言えそうです。この時間に集中してシャクることが、釣果への近道かもしれません!

夜エギングの釣果を左右する「月」という名の照明

夜エギングでは、月の明るさが釣果を大きく左右する…らしいです。これも旧暦の日付(月齢)で予測可能。僕なりに攻め方を考えてみました。

旧暦・月齢月の状況エギングへの影響おすすめの攻め方(仮説)
新月(大潮)
1日〜5日頃
闇夜月明かりが一切なく、海中が真っ暗。イカの警戒心が薄れる。エギのシルエットがはっきり出るシルエット重視:赤テープや黒系のエギで輪郭をアピール。または、夜光(グロー)系で存在感を出すのもアリかも?
満月(大潮)
15日頃
煌々と明るい月夜海中が明るく、ベイトもイカも見やすい。一方、ラインや人の影を嫌うスレイカが増える可能性も?ナチュラルカラー重視:アジやイワシなどのベイトに近いカラー。または、ケイムラやブルー夜光など、妖しく光るタイプでアピール。リーダーを少し細くするのも手か?
半月(小潮)
8日, 23日頃
そこそこ明るい新月と満月の中間。基本的なカラーが通用しやすいが、潮が緩いので、ダート(動き)でしっかりアピールすることが大事かも。定番カラーを軸に、カラーローテーションでその日の当たりカラーを探す。

総まとめ:僕が考えたエギング釣行計画!

今回学んだことを使って、実際の釣行計画を立ててみました。

【仮説:10月上旬の週末に、秋イカを狙う!】

  1. [季節の確認]
    10月上旬は、秋イカが大きくなってきて、数も型も狙えるベストシーズンのはず!
  2. [旧暦・潮の確認]
    スマホのアプリで調べたら、その週末は旧暦の九月一日。つまり「新月の大潮」だ!これは行くしかない!
  3. [時合いの予測]
    新月の大潮だから、満潮は正午頃。ということは、朝マズメの干潮(朝6時頃)から、上げ潮が効いてくる午前中が最大のチャンスタイムと予測。
  4. [夜の戦術]
    夜にやるなら、新月で真っ暗。まずは僕のパイロットエギである赤テープのド定番カラーでシルエットをアピール。アタリがなければ、490グローのような発光系で遠くのイカにも見つけてもらう作戦でいこう!

修行ノートの最後に

いやー、調べてみると奥が深いですね!今までなんとなく投げていた一投一投に、「今はこういう潮だから、イカはこう動いているはず…」という根拠が生まれる気がします。

もちろん、これが100%正解というわけではなく、天候やベイトの有無など、他の要因も大きいと思います。でも、釣れる確率を少しでも上げるための「引き出し」として、知っておいて損はないはずです。

これはあくまで僕が調べたノートなので、「自分はこう思うよ!」「こういう時はこのカラーが効く!」など、皆さんの経験もぜひコメントで教えてもらえると嬉しいです!一緒にエギング、うまくなりましょう!

コメント